公益財団法人トヨタ財団

【トヨタ流カイケツ Next 】〈アドバンス編〉

非公募

本講座は一般公募ではなく、入門編を受講された方など過去受講者への声掛け(非公募)により実施しています。
受講をご希望の方は、まずカイケツNext〈入門編〉の受講をご検討ください。

『カイケツ』アドバンス編

『カイケツ』アドバンス編の開催にあたり

トヨタ財団では2016年度から6期にわたり、NPOを対象としてトヨタ自動車(株)の「問題解決手法」を学ぶ約半年間の連続講座「トヨタNPOカレッジ『カイケツ』」を実施してきました。

 2023年度にはプログラムの見直しに向けて、各地でNPO等の支援に従事されている中間支援組織の方々にご協力をいただきながら検証合宿を行い、その結果を踏まえて、2025年度より中間支援の機能や役割を担っている団体・組織の人材を対象に、「入門編」「アドバンス編」の2つのコースを柱としたプログラムとして新たにスタートしました。 

「アドバンス編」は、「入門編」で問題解決手法の基礎を学んだ方々を対象としています。本コースでは、「トヨタ流問題解決」の考え方を踏まえ、QC的手法を用いながら実践のテーマに取り組むことで、NPO支援の現場で活かせるスキルの体得を目指します。そして、1回の受講のみで終わるのではなく、受講後も継続的に、自団体・組織における業務改善や問題解決に取り組んでいただくと共に、民間非営利セクターにおいて「トヨタ流問題解決」手法の学びの場を設け、地域での学びの場の設置や普及推進を担っていただけることを期待しています。

受講対象者:
全国の民間非営利セクターで中間支援機能/役割を担っている団体・組織の関係者(1団体・組織あたり2名での受講を推奨します)
受講の必須要件:
「入門編」でカイケツの基礎を学んだ方(入門編受講証をお持ちの方)

アドバンス編では、以下の3つのテーマでご自身の組織の課題にとりくんでいただきます。

  • 相談・問い合わせ対応の標準化
  • 会議・研修・イベント準備業務のムダ取り
  • 情報・書類・データ管理の標準

こんな方におすすめ

  • 「トヨタ流問題解決」の考え方と手法を実践することで、その理解とスキルを磨きたい方
    (現地現物、現場データに基づく現状把握、真因追求、なぜなぜ分析等)
  • 産業界で実績と評価の高いトヨタの問題解決手法を、将来的にNPO団体等へよりフィットした在り方、新たな手法など生み出し、普及推進していくことに関心のある方
  • 非営利セクターにおいて、トヨタ流の問題解決の知見を深めることに関心を持つ受講者とのネットワーキングをしながら、学びの輪を広げることに関心のある方

アドバンスコースの目的

産業界でトヨタ自動車(株)が培ってきた「カイゼン」―それは創業以来、「ものづくりはひとづくり」との理念を掲げ、トヨタ流の問題解決の考え方と解決手法を全社員に学ばせ、全員参加で仕事の質を高めることで継続発展しています。仕事の質を高めることは、製造業だけのことでなく、すべての仕事にあてはまります。トヨタ財団では、その考えをもって、また、トヨタ関連組織という使命から、この知見を、社会課題の解決に取り組む民間非営利セクターにおいて中間支援を担う方々へ、そしてそこに連なる多様な非営利セクターの皆様へ伝授し、持続可能な社会づくりに貢献します。

アドバンスコースの形式

入門で講義による「トヨタ流問題解決」の知識習得・理解を踏まえ、実際に、各自の職場における業務上の課題をテーマに挙げ、その解決に向けて、トヨタ流問題解決の基本に則り、自ら実際に取り組んでいただきます。

共通のテーマに取組み、課題の実践を通して体験し、人数を限定した受講生と相互啓発、そして講師とは充分な壁打ちの時間を設け、視野をひろげ、考察を深めれる設定をしております。

講座概要

開催回数 全8回(うち対⾯開催2 回、成果発表会に向けたフォロー1回を含む)
対象 民間非営利セクターにおける中間⽀援の機能や役割を担う団体・組織に所属し、運営に関わる課題を自ら解決する意思を持つリーダー層および実務者層

※1団体から2名の参加を推奨
定員 5団体
受講料 無料
費用 交通宿泊費、懇親会費は主催者が実費精算いたします(宿泊費上限15,000円)
お申込 お申込フォーム

⽇程とカリキュラム

事前課題 第1回までに「テーマ選定」(案)を提出
第1回
(対⾯開催)
⽇時:2026年8⽉28⽇(⾦)13:00-17:00
会場:トヨタ財団会議室
東京新宿区⻄新宿2-1-1新宿三井ビル37階
内容:トヨタ流『カイケツ』振り返り講義、「テーマ選定」の確認・整理、「現状把握」のためのデータ整理(グラフ作成等)と取得計画の解説
★終了後に懇親会を予定しています(⾃由参加)
第2回
(オンライン)
⽇時:2026年9⽉11⽇(⾦)13:00-17:00
内容:「現状把握」(グラフ化、図式化)の取り組み状況報告と壁打ち
第3回
(オンライン)
⽇時:2026年10⽉2⽇(⾦)13:00-17:00
内容:「現状把握」最終、「⽬標設定」考察(⾔語化・数値化)
真因追求にむけて、⼿法解説(特性要因図、なぜなぜ分析、プロセス図他)
第4回
(オンライン)
⽇時:2026年10⽉23⽇(⾦)13:00-17:00
内容:「要因分析」の取組み報告と壁打ち①
第5回
(オンライン)
⽇時:2026年11⽉6⽇(⾦)13:00-17:00
内容:「要因分析」の取組み壁打ち②と真因追求決定 対策⽴案にむけて解説
第6回
(オンライン)
⽇時:2026年11⽉27⽇(⾦)13:00-17:00
内容:各⾃の「真因」に基づく「対策⽴案」の壁打ちと実⾏計画作成。
A3シートでのまとめ発表資料の作成解説
第7回
(オンライン)
成果報告会前のフォロー
*1⽉末から2⽉上旬に1回、開催形態と⽇時は参加者と相談
第8回
成果発表会
(対⾯)
⽇時:2027年2⽉26⽇(⾦)午後(時間未定)
会場:トヨタ財団会議室
東京新宿区⻄新宿2-1-1新宿三井ビル37階
内容:各⾃の実践経過・成果発表、ネットワーク構築
★終了後に懇親会を予定しています(⾃由参加)

※各回の講座時間は変更となる可能性があります。予めご了承ください。

AI活用について

今回のアドバンス編では、現状把握および真因追求の段階ではAIを使用しないこととします。具体的には、業務プロセスの書き出し、帳票類の確認、作業工数や件数の測定、特性要因図の作成、なぜなぜ分析は、AIを使わず、受講生がご自身だけで行ってください。

特性要因図やなぜなぜ分析は、単に資料を作るための作業ではなく、現地現物で確認した事実をもとに、自分たちの頭で考え、真因に近づくための重要な訓練です。AIが示す原因は、現場を見ていない推測にすぎません。真因は、現場で確認した事実にもとづき、自分たちで考え、判断してください。AIを使用できるのは、真因追求が終わった後、対策案の表現整理、標準化文書のたたき台作成、発表資料の文章整理など、補助的な用途に限ります。

問い合わせ先

<プログラムに関するお問い合わせ>
トヨタ財団 国内助成グループ 武藤・鷲澤・林・⽯井
gp4ca@toyotafound.or.jp

講師の紹介

細⾒ 純⼦ ⽒

カイケツNEXT講師

2030年の質価値創造研究会 専務理事

細⾒純⼦

  • 「トヨタ問題解決」「⾃⼯程完結」「業務改善」他、トヨタ認定講師
  • デジタル庁Well-being指標活⽤ファシリテータ-

トヨタ流マネジメント指導者として、企業や⾏政、医療安全分野、NPO等に数多く指導(ファシリテーション、コミュニケーション、感性思考等、多分野で多業種指導実績あり)。昨今は品質やAI の国際学会等で新しい品質保証・価値創造の論⽂発表を重ねる。
著書)2030年の品質保証〜モノづくりからコトづくりへ(2021年、⽇科技連出版社)他

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