【トヨタ流カイケツ Next】 AI 時代に活かす考える⼒について
トヨタ財団では、2016年度から6期にわたり、NPOを対象としたトヨタ自動車(株)の「問題解決手法」を学ぶ約半年間の連続講座「トヨタ NPOカレッジ『カイケツ』」を実施してきました。
2025年度より全国のNPO中間支援組織の人材を対象にした「入門編」と「アドバンス編」の2つのコースを柱としたプログラムに改編し、新たにスタートいたしました。
「⼊⾨編」では、「問題解決⼿法」の全体像や本質に触れ、その中から特に「あるべき姿を考える」「現実とのギャップを把握する」「現実とギャップの差を埋めるためのプロセスを理論的に描く」といったポイントを紹介し、実際にトヨタで活⽤されているツールの導⼊部分に取組み、理解を深める機会を提供します(演習では、AI時代を照らし、ご⾃⾝でAIの活⽤をしていただく部分も限定的ながら含みます)。
トヨタ流カイケツNext開催のねらい
AI・デジタル技術の活用が急速に進む昨今、指示だけすればAIがツールを使い、結果を導くことは可能になりました。が、その活用が進むほどに、本当に自分の仕事の内容と流れを理解し、それをうまく整理できていないと、AIを活用した仕事の効率化、そして効率の先に、新たな価値を生みだすことが難しいという事実につきあたります。
実はAI時代こそ、まずは今の業務の流れそのものを見直し、品質をプロセスの中につくり込んでいくことが、これまで以上に重要になってきています。トヨタ流の問題解決の考え方とスキルは、まさにこの点に対応しています。
本プログラムで、トヨタ財団は、産業界でトヨタ自動車やトヨタグループが実業を通じて培い、世界的にも評価の高い「トヨタの問題解決の考え方と取り組み方」を、社会課題解決に取り組むNPOや中間支援の方々の組織運営や業務改善において参考になるべくご紹介し、それによって皆様の活動が持続的かつ安定し、持続可能な社会づくりに貢献されることを支援します。
カイケツNEXT「入門編」のねらい
トヨタ流「問題解決手法」の全体像とポイントを示し、実際に活用するツールの導入部分に取組み、理解を深める機会を提供します。
トヨタの問題解決とその効果
「現地現物」で問題を見極め、そこから本来の「あるべき姿を描き」、「現状とのギャップを問題」としてとらえ、現状からあるべき姿までのプロセスを構築し、改善してゆくことです。この取り組みを重ねることで考え方とスキルが身につき、主体的に問題解決にとりくめる人材の育成と企業風土が継続されています。
こんな方におすすめ
- 自組織や連携組織の日常業務やプロジェクト等の運営において、「同じ失敗をくりかえす」「効率が悪い」「同じことをしているのに結果がばらつく」「時間がたりない」等、感じている方
- 自分や所属するチームで自ら問題を見極め、其の原因を究明・分析し、論理的に解決する進め方やスキルに関心のある方。
- 実績のあるトヨタの問題解決手法を知り、NPO にも活⽤したい方
| ⽇程 | 12月12日(土)午後~12月13日(日)午前(午後にオプション講座を予定) |
|---|---|
| 会場 | 県民交流プラザ和歌山ビッグ愛 9階会議室B |
| 対象 | 関西のNPO中間支援組織に所属するリーダー層・実務者層 |
| 定員 | 20名 ※同⼀団体から複数名の参加を推奨します (定員の関係上、3名以上の参加を希望する場合は事務局へ事前にご相談ください) |
| 受講料 | 無料 |
| 費用 | 交通宿泊費(実費)、懇親会費は主催者が負担致します。 ※主催者側で会場近くのホテルをまとめて手配予定です。ご事情により個別手配を希望される方は、事務局までご相談ください。 |
| お申込 | https://forms.gle/nvrT5wRR16hG7xeWA |
| 窓口:わかやまNPOセンター | |
| 締切 | ※2026年11⽉5⽇正午 ※お申込み多数の場合は、事務局にて慎重に選考させていただきますこと、何卒ご了承ください。 |
| 主催/ 企画協⼒ |
主催:公益財団法⼈トヨタ財団 企画協⼒:2030年の質価値創造研究会 細⾒純⼦⽒ 開催協力:認定特定非営利活動法人わかやまNPOセンター(「和歌山県NPOサポートセンター」指定管理者) |
⽇程とカリキュラム
| 1⽇⽬ | 13:00~18:00 | 講義「トヨタ流問題解決とは」「問題解決の手順と用いる手法の解説と演習」 |
|---|---|---|
| 18:30~20:30 | 懇親会(自由参加) |
|
| 2⽇⽬ | 9:00~12:00 | テーマ選定解説と演習(自分のテーマで考える) |
| オプション開催予定/希望者のみ/無料 | 13:00~15:00 | トヨタ流「なぜなぜ分析」セミナー⼊⾨ ――「なぜなぜ分析」⼿法の説明ののち、簡単な演習を実際に取組み、理解を深めます |
| ⽇程 | 2027年2月予定 |
|---|---|
| 会場 | 未定 |
| 対象 | 全国のNPO中間⽀援組織に所属するリーダー層、実務者層 |
| 定員 | 20名 ※同⼀団体から複数名の参加を推奨します (定員の関係上、3名以上の参加を希望する場合は事務局へ事前にご相談ください) |
| 受講料 | 無料 |
| 費用 | 交通費・宿泊費、懇親会費は主催者が実費精算いたします(宿泊費上限15,000円) |
| お申込 | 申込フォームは後日掲載します |
| 締切 | ※申し込みフォームに記載予定 ※お申込み多数の場合は、事務局にて慎重に選考させていただきますこと、何卒ご了承ください。 |
| 主催/ 企画協⼒ |
主催:公益財団法⼈トヨタ財団 企画協⼒:2030年の質価値創造研究会 細⾒純⼦⽒ |
⽇程とカリキュラム
| 1⽇⽬ | 詳細は確定次第掲載します |
|---|---|
| 2⽇⽬ | 詳細は確定次第掲載します |
問い合わせ先
<プログラムに関するお問い合わせ>
トヨタ財団 国内助成グループ 武藤・鷲澤・林・⽯井
gp4ca@toyotafound.or.jp
講師の紹介

カイケツNEXT講師
2030年の質価値創造研究会 専務理事
細⾒純⼦氏
・「トヨタ問題解決」「⾃⼯程完結」「業務改善」他、トヨタ認定講師
・デジタル庁Well-being指標活⽤ファシリテータ-
トヨタ流マネジメント指導者として、企業や⾏政、医療安全分野、NPO等に数多く指導(ファシリテーション、コミュニケーション、感性思考等、多分野で多業種指導実績あり)。昨今は品質やAI の国際学会等で新しい品質保証・価値創造の論⽂発表を重ねる。
著書)2030年の品質保証〜モノづくりからコトづくりへ(2021年、⽇科技連出版社)他
◆なぜ今、トヨタ流問題解決なのか? ◆
AI時代に入り、誰でも高度な情報処理や分析ができるようになりました。 しかし、「どんな問いを立てるか」「何を理想とするか」を考える力や、それを実際に実行する力は、人にしか備わりません。
トヨタのあらゆる職場で培われてきた問題解決の本質は、「あるべき姿」を徹底的に考え、現実とのギャップを現地現物で把握し、 その差を埋めるためのプロセスを論理的に描き、愚直に改善を重ねること。この思考力と実行力こそ、AI時代においても変わらず人間が求められる力と考えます。
本研修では、「問いを立てる力」「筋道を描く力」を実感でき、そして、「AIを活用しながら、思考を明確化、言語化してゆく」初めの一歩となる場をご提供したいと思います。
