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情報掲載日:2026年7月7日
DAY2
嘉陽共同売店

2日目は、前日に予習をした共同売店の視察からスタートです。この日は売店を運営する山田沙紀さんの案内で、名護市の嘉陽共同売店
を訪れました。まずは隣接する公民館で、嘉陽区長でもある山田さんから嘉陽の暮らしと売店について話を聞きました。高齢化の進む集落での運営は楽ではありませんが、売店は住民の健康相談や見守りも兼ねており、そこで暮らす人々にとってなくてはならない存在です。嘉陽共同売店では、住民皆で話し合い、売店を区の共有とすることを決めました。現在、店番は区民3人がシフトを組んで行っていますが、売店以外の機能では「部会制度」を持っており、イベント部、美化園芸部、環境整備部、老人会、稲作部などの活動が行われています。
座学の後は嘉陽集落を歩いて見学し、戻ってからは売店で買い物も楽しみました。店内には生活必需品や食料品や飲料など一通りのものが売られていました。イートインスペースのようなところでは、住民の皆さんが昼食をとったり雑談をしたり、旅行中のバイカーの方々が名物のはいけい(廃鶏)焼きを求めて立ち寄られたりしており、私たちが滞在した短い時間の間にも地域内外からたくさんの方が訪れていたのが印象的でした。ランチタイムは売店の目の前に広がる美しいビーチではいけいのミンチが入った特製カレーをいただきながら思い思いの時間を過ごし、最終目的地の琉球大学に向かいました。
参加者のコメント抜粋(クリックすると拡大してご覧いただけます)
琉球大学

琉球大学
では、本同窓会の話を知って急遽全行程にご一緒くださった同大学教育学部のスプリー・ティトゥス先生に、アートによって創造性を育むご自身の取り組みについてお話をしていただきました。90年代後半にドイツから日本へ移り住んだティトゥスさんは、今で言うアートベースリサーチの走りとなる実験的な活動を行ってきました。たとえば、若い人が地価の高い東京でどうやったら暮らしていけるのかを考えるために、キャスター付きで移動できる手作り小屋のようなモバイル・ワーク・オフィスを向島地区の道端に停め、そのなかにこもってノートパソコンで仕事をしてみたそうです。そこではさまざまな人の偶発的な出会いが生まれたといいます。
そんなユニークな取り組みを続けるなかで、沖縄に移住したことを契機に、従来の教育の方法論に疑問を抱くようになります。沖縄には他者を尊重し共に生きる知恵がありますが、それが学校教育に生かされているとは言い難いのが現状でした。創造性やリアルな暮らしの力は教育カリキュラムではなく、体験の中からしか養われないためです。そこでティトゥスさんが取り組んできたのは、実践し、創造しながら学ぶ教育の「環境」をつくることです。それには感情を形にすることのできるアートによるアプローチが最も適しており、現在はどのように学校教育に組み入れていくかについて試行を続けているそうです。
参加者のコメント抜粋(クリックすると拡大してご覧いただけます)
おわりに

小さなマイクロバスでの移動となりましたが、長い移動時間の間も休む参加者は見られず、毎回ランダムに席を替わりながら会話を交わしていた様子がとても印象的でした。自然のなかでの共通体験を有することで、参加者間に自然な対話を促し、緩やかなネットワークを築く鍵となったのかもしれません。
おきなわコモンズの皆さま、訪問を歓迎してくださった皆さま、ご参加くださった皆さまありがとうございました。
参加者のコメント抜粋(クリックすると拡大してご覧いただけます)
今回の同窓会企画の参加者、板谷さんの訪問記もご覧ください。
https://note.com/yukariitaya/n/n305f6bb41943










































