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プログラムの趣旨

介護や建設等の特定分野における労働力を補う観点から、日本政府が新たな在留資格を設定するなど、日本社会における外国人受け入れは、その環境整備のための具体的施策を検討し、実施していく方向に昨年から転換が図られました。 

外国人の本格的な受け入れは日本の社会・経済にとって長期・超長期にわたる大きな変革であり、影響は極めて大きいといえます。そこで、トヨタ財団は、(1)外国人材が能力を最大限発揮できる環境作り、(2)外国人材の情報へのアクセスにおける格差の是正、(3)ケア・サポート体制を担う人材と既存資源の見直し、(4)高度人材の流入促進、(5)日本企業の海外事業活動における知見・経験からの学びと教訓という5つの課題を設定し、外国人受け入れの総合的な仕組み構築への寄与が期待できる調査・研究・実践に対して助成する本プログラムを2019年度より開始しました。本年度も、昨年に引き続き以下のとおり公募します。

助成概要

公募期間 2020年9月7日(月)〜11月21日(土)23:59まで
本プログラムのねらい 基本的な課題の解明と対応の促進、人材の育成や連携の促進、プラットフォーム構築等に資すること。

そのために、以下の点を念頭に置いたうえで、助成対象者が調査・研究を行い、かつ助成期間中に課題解決や状況の改善に向けた仕組みや制度構築に取り組むことを期待しています。ただし本年度より、課題(4)(5)に限り、調査・研究に主軸を置いたプロジェクトも応募を受け付けます。

✓外国人材の増加が日本社会の様々な面に引き起こす変化や影響と、その対応のあり方を探る
✓外国人材が直面する諸課題を生み出す仕組みの改善策を提案・実践する
✓外国人材の支援に関わる現場の人々と、その関連分野の研究者や行政、地域住民、当事者等をつなげ、共に課題解決に取り組むためのプラットフォームをつくる
助成プロジェクトで取り組む諸課題 下記の各課題に取り組むプロジェクトに対して助成します。

(1)外国人材が能力を最大限発揮できる環境作り
(2)外国人材の情報へのアクセスにおける格差の是正
(3)ケア・サポート体制を担う人材と既存資源の見直し
(4)高度人材の流入促進
(5)日本企業の海外事業活動における知見・経験からの学びと教訓

*これらは相互に関連が深いため、複数の課題にまたがったプロジェクトも積極的に助成を検討します。
*本プログラムは、調査・研究・実践のすべてを実施するプロジェクトへの助成を主眼としていますが、課題(4)(5)に限り、調査・研究に主軸を置いたプロジェクトの応募も受け付け、選考対象とします。ただし、両課題においても、実践活動が含まれるものを優先します。
応募要件 設定した課題に対して、必要かつ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成すること。個人のみの応募は対象となりません。
応募者の年齢・所属・国籍は問いませんが、代表者の主たる居住地が日本であること、および代表者と連絡責任者については日本語で日常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受付は日本語のみとなります。
適切な対象に向けた政策提言や公開シンポジウムの実施等による成果発信を計画に組み込み、助成期間内に達成すること
助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること
助成総額 5,000万円
助成金額 1件あたり500 万円〜1000 万円程度
助成期間 2021年5月1日から2023年4月30日まで(2年間)、もしくは2024年4月30日まで(3年間)
助成の決定 田中明彦・政策研究大学院大学学長/トヨタ財団理事を委員長とする外部有識者による選考委員会によって審議の上、トヨタ財団理事会において決定いたします

公募説明会

下記のとおりオンライン説明会(定員100名)を実施します。
説明会への参加は必須ではありません。
個別の事前相談も受け付けています。詳しくは、募集要項をご覧ください。

※よくある質問は、こちらからご確認ください。

日時 申込フォーム
9/11(金)14:00 - 15:30 締め切りました
9/17(木)14:00 - 15:30 締め切りました

募集要項

・2020年度募集要項
・2020年度企画書(サンプル)PDFファイル
※企画書のWordファイルは下記ボタンから応募エントリー後、マイページからダウンロードできます。


関連セミナー

オンラインセミナー「COVID-19 時代における学びあい〜人の移動と多文化社会の未来〜」を開催します。
本助成プログラムおよび国際助成プログラムでの助成対象者から、プロジェクトの状況と展望等をご報告します。詳細およびお申込みはこちらをご覧ください。

選考委員長選後評

2019年度選後評

2019年度助成対象一覧

※下記の一覧は、2020年3月18日現在の情報です。

助成番号 題目 代表者氏名 代表者所属 肩書 助成金額(円) イベント 成果物
D19-MG-0016 日本の医療が東南アジアのイスラム圏出身者にもより良いものとなる為に―混合研究による双方向コミュニケーション戦略と社会実装 河野 文子 京都大学大学院医学研究科健康情報学 学生(博士課程) 4,500,000
D19-MG-0031 外国人児童生徒の支援を通じて目指す多文化共生社会の調査と実践―文化や言語の違いを超えた情報共有と信頼しあえる地域作り 山田 典子 公益財団法人未来工学研究所 特別研究員 8,500,000
D19-MG-0034 家族介護の国から介護保険の国へ・・・日本の高齢者介護施設等で働く外国人介護士の安定化と異文化 協働の構築 二文字屋 修 NPO法人AHPネットワークス 執行役員 6,500,000
D19-MG-0035 医療者への「やさしい日本語」普及を目指した地域における在住外国人参加型学習プログラムの開発と推進事業 武田 裕子 順天堂大学医学部医学教育研究室 教授 4,000,000
D19-MG-0051 官民連携による多言語相談窓口体制強化事業―多文化共生総合相談ワンストップセンターの持続可能な運営に向けて 土井 佳彦 多文化共生リソースセンター東海 代表理事 9,000,000
D19-MG-0062 外国人材の受け入れに関する制度に関する総合的プラットフォームの構築 杉田 昌平 慶應義塾大学大学院法務研究科 特任講師 7,500,000
D19-MG-0086 高度外国人就労者受入れ支援に関する産学官金の地方モデルの研究・実証活動 荻野 紗由理 株式会社B&M 代表取締役 5,000,000
合計   7件
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