特定課題
先端技術と共創する新たな人間社会
プログラムの趣旨
2018年度より<特定課題>「先端技術と共創する新たな人間社会」を設けました。AI や IoT、ビッグデータ、ロボット、ブロックチェーンなど、先端的な科学技術をめぐる社会的諸課題に対応する研究プロジェクトが対象となります。
選考委員長選後評
2020年度特定課題選後評
なお、これ以前のものに関しましては年次報告書 をご覧ください。
助成番号 | 企画題目 | 代表者氏名 | 代表者所属・役職等 | 助成金額(万円) |
D20-ST-0009 | 健全な資本市場形成のための不正会計検知AIモデルの実用化――会計学・法学・統計学の3領域に実務家の視点を加えた融合研究![]() |
尾崎 幸謙 | 筑波大学ビジネスサイエンス系 准教授 | 600 |
D20-ST-0017 | 過疎高齢化地域での先端技術を用いた地域づくり――地域包括ケアシステムと連動する情報支援ロボット運用に関する住民参加型研究![]() |
大門 公彦 | 静岡県伊豆市役所健康福祉部長寿介護課 主査 | 920 |
D20-ST-0024 | 「MELSIT」というヴィジョン――領域横断的な「ELSI人材」モデルの共構築と人材育成の協働設計![]() |
鹿野 祐介 | 大阪大学社会技術共創研究センター 特任研究員 | 500 |
D20-ST-0030 | 海外薬剤耐性菌問題実態調査とAIを用いた細菌診断補助システムの臨床検査室への導入により利害関係者に発生する影響の調査![]() |
山田 達也 | 大阪大学医学部医学科 学部5年生/株式会社GramEye 取締役 | 680 |
D20-ST-0033 | 地域課題を題材とした高専における実践型IoT教育カリキュラムの研究![]() |
齋藤 理 | 株式会社コー・ワークス エンジ二ア | 520 |
D20-ST-0034 | eスポーツ科学の推進――スポーツ科学とICTの融合で生み出す次世代スポーツの社会実装に向けて ![]() |
松井 崇 | 筑波大学体育系スポーツイノベーション開発研究センター 助教 | 780 |
助成概要
公募期間 | 2020年10月1日(木)~12月4日(金) |
助成分野 | 先端的な科学技術によって生じる社会的諸課題にかかわる分野。具体的には、(1)中長期視点に立ち、先端的な科学技術による社会的影響を学術的・理論的に検証する研究、(2)実際の利活用に関する研究で、社会生活のなかでどう活用できるのか現場を踏まえて検証するもの、(3)若手研究者を中心に、文理の垣根を超え国際的なネットワークづくりに寄与するもの、などが想定されます。 |
応募要件 | プロジェクト代表者は45歳までとします。ただし、若手を中心にさまざまな世代による協働プロジェクトを奨励します。その他、所属・経歴等は不問 |
文系と理系、研究者と実践者など分野・領域を架橋するプロジェクト and/or 国際的な研究・活動に資するプロジェクトであること。設定した課題に対して、必要かつ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成してください。個人のみの応募は対象となりません | |
応募者の国籍は問いませんが、代表者の主たる居住地が日本国内であること。また、代表者および連絡責任者については日本語で日常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受付は日本語のみとなります | |
先端的な科学技術をとりまく社会的諸課題の解決に資する研究プロジェクトであること。技術開発が主たる目的の研究は認められません | |
書籍、映像、シンポジウム等による成果発信を研究計画に組み込み、助成期間内に達成すること | |
助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること | |
助成総額 | 4,000万円 |
助成金額 | 1件あたり500 万円〜1000 万円程度 |
助成期間 | 2021年4月1日から最長3年間(応募時に1年間、2年間、3年間のいずれかを選んでください) |
助成の決定 | 城山英明・東京大学大学院法学政治学研究科教授を委員長とする外部有識者による選考委員会によって審議の上、トヨタ財団理事会において決定いたします |
応募について
公募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
・2020年度の募集要項
・2020年度企画書サンプル
公募説明会を実施します。どなたでもご参加いただけますので、ぜひ奮ってご参加ください。
・2020年10月14日(水)終了しました。
・2020年11月10日(火)終了しました。
日時 | 2020年11月10日(火)15時〜16時 |
形式 | ZOOMウエビナー (定員30名) *先着順 |
内容 | ・特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」の趣旨説明 ・応募方法、応募要件などの説明・質疑応答 ・質疑応答 |
お申し込みフォーム | https://forms.gle/FfDYjjeDU1WUJxmAA![]() |
※ZOOM のURLは後日ご案内いたします。終了しました。
※このほか事前相談も受け付けております。終了しました。
※お気軽にメール(society-tech@toyotafound.or.jp)へお問合せください。終了しました。
<ワークショップ> 終了しました。
助成対象者によるワークショップ『コロナ時代における先端技術と社会 』(10/7)を開催しました。
当日の様子は、以下(トヨタ財団YouTubeチャンネル)よりご覧いただけます。
参考資料
当財団広報誌「JOINT」30号にて、選考委員鼎談ならびに助成対象者寄稿
を掲載いたしました。
各リンク先からご覧ください。