研究助成プログラム
2019年度研究助成プログラム
テーマ:「社会の新たな価値の創出をめざして」
プログラムの趣旨
これからの社会が解決を迫られる困難な課題に、私たちはどのように向き合い、どのような展望を導き出していくことができるのか。世界を俯瞰し、未来を見通す広い視野から研究を進め、社会の新たな価値の創出をめざす、意欲的な研究プロジェクトを応援します。
選考委員長選後評
2019年度研究助成プログラム選後評
なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。
助成番号 | 題目 | 代表者氏名 | 代表者所属・役職等 | 助成金額(万円) |
D19-R-0007 | 国際共同研究による持続可能な都市発展モデルの構築 ―都市発展と縮退受容を両立する都市像の実現を目指して | 久保 倫子 | 筑波大学生命環境系 助教 | 660 |
D19-R-0008 | マイノリティとの異種協働の連帯に向けて ー現代インドの不可触民解放運動の再考と佐々井秀嶺保存史料のデジタルアーカイブ化 | 根本 達 | 筑波大学人文社会系 助教 | 350 |
D19-R-0042 | 周縁化された人々のエネルギーサバイバル ― ジャカルタとボゴールにおける都市インフォーマルセクターの充電スタンドに関する事例研究 | ディニタ・セティアワッティ | 京都大学大学院地球環境学堂 大学院博士課程 | 120 |
D19-R-0049 | 医療ケア児の家族の「語り」によるデータベース構築 ー家族と地域のつながりを生み出す社会的資源として | 畑中 綾子 | 尚美学園大学総合政策学部 准教授 | 520 |
D19-R-0050 | きれいな海から豊かな海への実現戦略 ―瀬戸内海の環境と資源のマネジメント | 山口 一岩 | 香川大学農学部 准教授 | 550 |
D19-R-0087 | 住民の視点から生物多様性保全を目指す ー人と自然が共同で生み出す「関係性価値」の日米比較研究 | 石原 広恵 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 助教 | 620 |
D19-R-0102 | 自然と関わる「経験の消失スパイラル」 ー全国スケールの実態解明と適応策の提案 | 曽我 昌史 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 | 580 |
D19-R-0109 | 非行をした青少年に対する修学支援に関する実践的研究 ー新しい「立ち直り」論の構築を目指して | 髙橋 康史 | 名古屋市立大学大学院人間文化研究科 講師 | 500 |
D19-R-0111 | 気候危機と草の根インフラストラクチャーの実験 ー経済とテクノロジーのローカル化と自律性の探求 | 森田 敦郎 | 大阪大学大学院人間科学研究科 教授 | 640 |
D19-R-0126 | 蚊媒介性感染症対策における伝統知と科学知の融合 ーおばあの知恵が高める災害後のレジリエンス | 諏訪 竜一 | 琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科 准教授 | 560 |
D19-R-0145 | 地域コミュニティに開かれた特別支援学校についての学際的研究 ーローカルな学習文化資源を活かしたラボラトリースクール構想 | 宮本 聡 | 九州大学大学院人間環境学研究院教育学部門 助教 | 600 |
D19-R-0153 | 児童福祉領域における知識仲介の研究 ー機能のモデル化と試行的実装 | 家子 直幸 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティングエビデンスに基づく政策形成推進室主任研究員 |
300 |
助成概要
公募期間 | 2019年7月16日(火)〜9月13日(金)日本時間15時まで |
助成予定総額 | 6,000万円 |
助成金額 | 助成金額上限: 800万円/件(2名以下の場合は 150万円/件) |
助成期間 | 2020年 4月 1日より2年間 |
助成の要件 | ・原則3名以上のプロジェクト・チーム。(課題の新規性などのために3名以上での応募が困難な場合、2名以下でも可) |
・代表者の年齢: 助成開始時 45歳以下。 | |
・代表者の主たる居住地が日本であること。 | |
・国籍・所属・役職などは問わない。 | |
・研究の分野や方法については限定しない。 | |
助成の決定 | 外部有識者により構成される選考委員会で選考を行った上で、2020年 2月に開催される理事会で決定予定。 |
※ 公募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
・2019年度募集要項
・2019年度企画書(サンプル)(272KB)
参考資料
プログラムのテーマ「社会の新たな価値の創出をめざして」について、選考委員と助成対象者にお話しいただきました。
特別企画記事「選考委員・助成対象者鼎談」(5824KB)