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人材育成をめざす協働事業プログラム
(トヨタ財団×東京大学未来ビジョン研究センター)


トヨタ財団は東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)と協働し、研究助成プログラムの新テーマ「つながりがデザインする未来の社会システム」のもと、社会システム変革に向けた研究に取り組む研究者を長期雇用し育成する協働事業プログラムを2021年度より開始しました。

下記の一覧は、2024年2月20日当財団理事会決定時の情報です
助成番号 題目 代表者氏名 代表者所属・役職等 助成金額(万円)
D23-RC-0001 「つながりがデザインする未来の社会システム」協働事業プログラム 福士 謙介 東京大学未来ビジョン研究センター(IFI) センター長
2,000



テーマ:「つながりがデザインする未来の社会システム」

プログラムの趣旨 

トヨタ財団の研究助成プログラムでは、2021 年度よりテーマを「つながりがデザインする未来の社会システム」とし、人と人、人と自然、人とモノ・技術を始めとする様々な関係性(つながり)に着目した課題に取り組み、新たな未来をデザインする意欲的な研究プロジェクトを募集してきました。既存の社会システムや人間と自然環境、モノや技術とのかかわり方を根本から問い直し、豊かに調和した世界の実現を目指すためには、「つながり」の視点から未来を描く必要があるのではないかと考えたからです。

本年度も基本的な考え方は変わりませんが、混迷を極める困難な時代に立ち向かうために、本助成プログラムではこれまで以上に、社会に働きかけ、さまざまな変革のうねりをつくり出そうとする研究プロジェクトを応援します。評価においては、学際性、研究参画者の多様性、研究成果の社会への還元や適用性などを重視します。ともすれば、学術界への貢献のみで満足しがちな従来の研究活動を超えて、社会システムの変革を促すような強い姿勢で社会課題に向き合い、既存の価値に縛られない自由な発想で、未来を描こうとする大胆で挑戦的な研究プロジェクトを募集します。

選考委員長選後評

2023年度研究助成プログラム選後評
なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。

2023年度研究助成プログラム<共同研究プログラム>助成対象一覧

下記の一覧は、2023年9月27日当財団理事会決定時の情報です。
助成番号 題目 代表者氏名 代表者所属・役職等 助成金額
(万円)
D23-R-0024 生成系AIが革命的に変える大学英語教育の新たな方法と概念―教員から英語を学ばないシステム構築と教室環境デザインの実装 山中 司 立命館大学生命科学部 教授
500
D23-R-0026 「本当に多様な働き方を促進できる職場」についての研究―障害者雇用の現場でロボットと創る 中澤 未美子 山形大学学術研究院 准教授 680
D23-R-0028 動物園でかたちづくる人と動物の共生の形―動物福祉の評価と実践 山梨 裕美 京都市動物園生き物・学び・
研究センター 主席研究員
670
D23-R-0036 発達支援アプリの導入効果に関する研究―発達支援アプリは学校現場にどのような影響をもたらすのか 石川 満佐育 鎌倉女子大学児童学部子ども
心理学科 准教授
680
D23-R-0043 傷病後の自動車運転中断者に対しての地域社会参加の支援体制構築 那須 識徳 農協共済中伊豆リハビリテーションセンターリハビリテーション部作業療法科 主任 600
D23-R-0045 ひきこもり当事者と地域プラットフォームの協働に基づく新しい価値観と社会システムの構築 菰田 レエ也 鳥取大学地域学部地域学科地域創造コース 専任講師 500
D23-R-0055 子どもおよび地域社会のウェルビーイングの向上を実現するための、学校を中心とした「システミックな変革方法」の確立 下向 依梨 株式会社roku you
代表取締役社長
650
D23-R-0057 脆弱な社会における民族融和と市場分断の緩和―ターゲティングとフィールド実験 原 朋弘 武蔵大学経済学部経済学科 
専任講師
400
D23-R-0085 戦後社会の現在から未来を創造する賠償デザイン―グローバルとローカルをつなぐ変革的正義の実現をめざして 川口 博子 大阪大学人間科学研究科/日本学術振興会 特別研究員PD 560
D23-R-0088 高齢者の健康と学生の学び・愛着の循環を生む地域と地方大学の「つながり」の仕組み―デジタルを活用した「地域健康サポーター」 任 喜史 特定非営利活動法人ASHA 
代表理事/国際教養大学応用
国際教養教育推進機構 研究員
660

助成概要

助成プログラム名 共同研究助成
助成テーマ 「つながりがデザインする未来の社会システム」
予算 助成総額 5000 万円(1 件あたり上限 800 万円/2 年間)
助成期間 2 年間(2023年11月1日~2025年10月31日まで)
要件 ・代表者の年齢は 45 歳以下(助成開始時)
・代表者の主たる居住地は日本国内
・2名以上の共同研究プロジェクト
・国籍・経歴不問
応募期間 2023年4月7日(金)~6月9日(金)15:00(日本時間)
助成の決定 外部有識者により構成される選考委員会で選考を行った上で、2023年 秋に開催される理事会で決定予定


年間スケジュール

年間スケジュール


公募説明会

※プログラム趣旨の説明会は、すべて終了しました。
第1回:4/13(木)16:00~17:00
第2回:4/21(金)13:00~14:00
第3回:5/9(火)15:00~16:00

※各回定員100名。それぞれ開催前日の正午まで受け付け、詳細は開催前日にメールにてご案内します。
個別の事前相談も受け付けています。詳しくは、募集要項をご覧ください。


応募について

※6月9日(金)をもって、公募期間は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
2023年度募集要項PDFPDFファイル(1550KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

基本情報サンプルPDFPDFファイル(129KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

2023年度企画書サンプルPDFPDFファイル(244KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

関連ワークショップ

画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

<2023年度 研究助成プログラム・特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」合同・公開ワークショップ>

2023年10月21日(土)午後に、合同・公開ワークショップ「『つながり』から考える未来社会」をハイブリット開催しました。

当日の動画とイベントの詳細はこちらこのリンクは別ウィンドウで開きますからご覧いただけます。


<2022年度研究助成プログラムワークショップ(中間報告会)>

2022年8月21日に助成対象者によるワークショップPDFファイル(355KB)このリンクは別ウィンドウで開きますを開催しました。
当日の様子は、以下よりご覧いただけます。応募をご検討中の方はぜひご参照ください。


【動画のタイムテーブル】
第1部 中間報告会
[08:00~  ] セッション1発表者:鈴木 研悟 氏/佐藤 理恵 氏/SHARIFI Ayyoob 氏
[51:06~  ] セッション2発表者:松山 聖央 氏/歌川 達人 氏/阿部 朋恒 氏
[1:42:40~]セッション3発表者:佐野 友紀 氏/江 欣樺 氏
[1:55:10~] 休憩 5分間ストレッチ体操 吉岡 マコ 氏
第2部 ワークショップ
[2:00:31~] 発表者:岩岡 美咲 氏・篠田 恵 氏/池内 朋子 氏 /佐藤 絵理 氏, コメント:望月 茂徳 氏

トヨタ財団公式YouTubeチャネルからご覧いただくと、概要欄に記載の指定タイムテーブルの箇所へ
直接飛ぶことができます。
トヨタ財団公式Youtubeチャネルはこちらです。https://youtu.be/qb9g5jFfZp0

オンライン座談会

オンライン座談会の様子

<2021年度研究助成プログラム助成対象者オンライン座談会>

2021年度研究助成対象者から3組のみなさんと選考委員長をお招きし、研究助成プログラムの新しいテーマや応募された動機について語り合っていただきました(2022年3月10日実施)特集記事はこちらです。応募をご検討中の方はぜひご参照ください。

印刷用PDF(レイアウト版)はこちらです。PDFファイル(1409KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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