助成の事例
研究助成プログラム
2011(平成23)年度 研究助成プログラム
東京23区の児童遊園の地域性と構造に関する研究 ―子どもの外遊びを促進させる児童遊園の可能性
| 助成番号 | D11-R-0369 |
| 代表者 | 吉田 早織 |
| 代表者所属 | 子どもと公園研究所 |
| 助成金額(活動年) | 1,500,000円 (2年) |
概要
本研究の対象である東京23区は、戦後の急激な都市化によって子どもたちが遊ぶ場所を奪われ、人口増加や地価の高騰等で遊び場の確保が困難な地域である。地域住民の強い要望や国や都による子どもの遊び場に関する政策などの影響で、昭和の時代を中心に各地で多くの児童遊園がつくられた。しかし、戦後の児童遊園の歴史から半世紀以上が経った現代において、少子高齢化や遊具事故による遊具の撤去、まちや地域のつながりの変化など、児童遊園自体が社会の現状から乖離している現状がある。2008年から行ってきた実態調査では、戦後すぐに町会が子どもたちのために設置した児童遊園が、住民の減少にともない現在では近隣企業の喫煙所になっていた施設も見受けられた。そこで本研究は、昭和のころに開設され、地域とのかかわりが密接だった児童遊園に焦点を当て、実態調査やヒアリング調査、開設当時と現代の社会地図の比較、地域資料の分析から、児童遊園を取り巻く環境の変化を捉えていく。そして、少子高齢化にありながら現代のニーズを捉えつつ、子どもの遊びを促進させる児童遊園の地域性と構造を明らかにしていくことを目指す。




