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助成プロジェクトからのお知らせ

「栗原の食の再現と次世代への継承プロジェクト」の活動地を訪れました。

150年前の郷土食 栗原で再現料理の試食会

情報掲載日:2009年12月21日

2009年11月16日(月)、プログラムオフィサーの加賀道と、アシスタントプログラムオフィサーの鷲澤なつみが、宮城県栗原市若柳の農家民宿「たかまった」にて開催された、江戸時代の料理の試食会へ参加しました。

本プロジェクトは、2008年度地域社会プログラムの助成プロジェクト(代表者:小野寺健太郎氏)で、栗原市内の農家に江戸時代(150年前)から伝わっている料理書『大秘方萬(よろず)料理方全』を通して、地域の食文化を広く伝え、地域活性化につなげていくことを目的に活動しています。

料理書は、栗原の農家「千葉家」に代々受け継がれてきたもので、プロジェクトメンバーらは、料理書を解読しながら、料理を再現し、現代風にアレンジしたレシピ作りに取り組んでいます。また、再現したものを映像記録として残し、テキスト化していくことで、次世代や栗原に嫁いでこられた女性へ栗原の食文化を伝え、地域の歴史文化の再認識につなげていきたいと考えています。

今回、報告者が参加した試食会は、これまでメンバーが取り組んできた料理の再現・現代風へのアレンジ活動の成果を、お世話になった方々や地域の飲食店経営者、メディア関係者などを対象にお披露目することを目的に開催されました。会場となった農家民宿「たかまった」には、栗原市の市長をはじめ、市役所職員、商工会関係者、地元小学校の校長など、約20名が招待され、この度復元された45品の中から、魚の南蛮漬けや焼き鳥、かすてらぼうるなど18品もの料理が振る舞われました。「何で味付けをしているのか」、「どのような時に食べた料理なのか」と、参加者らも料理を堪能しながら、江戸時代の生活を想像し、食事を楽しんでいた様子がとても印象的でした。また、地元の食材だけでなく、海に面していない栗原ではなかなか入手しづらかったと思われる、海水魚類を使った料理も振る舞われ、かつての栗原がどれほど豊かな地域であったのかが存分に伝わってくる試食会となりました。

プロジェクトリーダーである小野寺健太郎氏をはじめとしたメンバーらは、今後、これらの料理を地域に広め、新たな特産品の開発にもつなげていきたいと強い意欲を見せています。また、各種メディアも今回の試食会の様子を取り上げており、今後も、さらに多くの注目を浴びていくことが予想されます。
※該当プロジェクトの概要については、助成対象者検索から【D08-L-386】で検索頂きますと、詳細をご覧頂けます。

<ブログ>150年前の栗原食文化復活プロジェクト

試食の様子

写真左/焼き鳥の調理の様子…炭火焼き鳥 写真右/試食会で試食した品々/お料理

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