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助成プロジェクトからのお知らせ

助成案件『ガラスの家』(プラムディヤ・アナンタ・トゥール著)を翻訳した押川典昭氏が読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞しました。

『ガラスの家』 読売文学賞(研究・翻訳賞)受賞 

情報掲載日:2008年2月4日

2008年2月1日、財団で助成を行い、2007年8月に出版した『ガラスの家』(プラムディヤ・アナンタ・トゥール著、めこん刊)の翻訳を行った押川典昭氏が読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞しました。

受賞作品はインドネシアの作家プラムディヤ・アナンタ・トゥールによる長編歴史小説である「『人間の大地』四部作」、(『人間の大地』、『すべて民族の子』、『足跡』、『ガラスの家』)であり、この四部作の完結編にあたる『ガラスの家』の翻訳出版に際し、財団の「隣人をよく知ろう」翻訳出版助成プログラムで助成を行いました。

本書は政治犯としてブル島に流刑されていたプラムディヤが文学という手法を用いてインドネシアのダイナミックな現代史を骨太に描いた雄渾の大作であるといえます。この四部作は本書の影響力を恐れる当時のスハルト政権によって発禁処分となりましたが、40を超える言語に翻訳され、国際社会に大きな影響を及ぼしました。

押川典昭氏は著者の元原稿と全文対照することによって、精緻な翻訳作業を行い、読者が没頭できる翻訳小説を作り上げました。ぜひ、ご一読ください。

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