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財団からのお知らせ
「私の文化遺産再発見」シンポジウム報告
情報掲載日:2009年1月20日

去る2009年1月18日(日)、文化遺産を通じて国際貢献を推進するシンポジウムにおいて、トヨタ財団の権修珍が報告をおこないました。 報告では、文化遺産に関する財団のこれまでの活動紹介をおこないました(※1隣人をよく知ろうプログラム、※2アジア周縁部における伝統文書の保存、集成、解題プログラム)。また、文化を大切にする感性豊かな心の育成が重要との立場から、現在助成中である、絵本を通じて心の架け橋をつなげるプロジェクトの紹介をおこないました。当プロジェクトでは、2冊の絵本のうち、一冊がカンボジアの子供たちの手元に届く仕掛けになっており、子供たちのこころを育てるプロジェクトになっています(プロジェクト紹介記事)。
文化遺産の今後の行方として、「保存・活用・継承」の循環システムの確立が必要であるとし、さらに一連の取り組みへの人々の参加と人材育成の重要さを強調しました。 会場外に設けたブースでは発表内容の詳しい展示紹介をおこない、多くの方々に財団の活動を知っていただくことができました。
※1「隣人をよく知ろう」プログラム翻訳出版促進助成
文学作品や人文・社会科学書の翻訳出版をとおして、対等な立場でアジアの相互コミュニケーションを図るというプログラム。アジアから日本向けの翻訳出版助成は1978年度、日本からアジア向け(のちにアジア相互間)は1982年度に開始され、2003年度のプログラム終了までに660点におよぶ書籍を刊行しました。東南アジアに加え、南アジアおよび中国、モンゴルを含めた18ヵ国の35言語による作品が出版されています。
※2アジア周縁部における伝統文書の保存、集成、解題プログラム
2004年度を持って幕を閉じたトヨタ財団東南アジアプログラムの中で、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、雲南などで行われた地方の伝統文書保存、集成、解題についてのさまざまなプロジェクトが行われてきました。そのラインを引き継ぎ、アジア周縁部の地方の伝統文書についての同種の企画に対して助成を行うものです。




